団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活62歳男性の記事に思うこと

2024-06-02 05:32:48 | 老後の生き方

【退職して2年になりますが特に退屈することもありません、

それで何かしているかというとほぼ何もしてません、一日一

時間の散歩、30分の庭掃除、30分家の掃除、二日に1回の

買物、食事の準備(夕食担当)、そしてパソコン、月1回1歳

の孫がくると、てんやわんやの一日、現役の時の時間に追われ

た毎日を考えると天国、お迎えがくるまで生きていることに感

謝し、平凡な日常をゆっくり続けながら生活する、自分にとっ

てはとても満足した老後生活を送ってます】

 

これは13年前新聞の投稿記事である、当時62歳の男性が定

年退職後2年経っての思いを綴ったものである、当時私自身定

年退職して解放感と喪失感が入り混じった中で生き方を模索し

たとき、目に留まった記事である、あらためて読んでみると今

の私の生活パターンとなぜか重なるところがある、まさに平凡

な一日、満足はしてないけど生きてることに感謝、私も同感で

ある。

 

思う存分に働き会社人生を全うしたという満足感のある人がい

る一方、会社で生きづらさを抱え、仕事を生きがいと信じ込む

ことで感受性を摩滅させてしまった人だっているのがサラリー

マン人生である。

 

投稿記事のかたも私と同じように会社で生きづらさを抱えてた

ときがあったのかもしれない、40年も勤めると色んな思いが

胸を去来するものである、しかし13年たってみて私自身、人

間や社会の濃やかな景色が余裕をもって見れるようになったこ

とが収穫だと思っている。

 


運がいいことに私はまだ生きている

2024-06-01 05:27:48 | 老後の生き方

運がいいとか運が悪いとかその繰り返しを人は送っている、そ

して選択の違いによってその後の運命が大きく変わることがあ

るのが人生である。

 

進学、就職、結婚、そして40年間のサラリーマン生活を終え

るまでは私にとって人生は選択の連続だということを痛感した

ものだ、楽しいこともつらいこともあったけど、良い事も悪い

こともプラスに受け取る、マイナス思考はなんとか打ち消しな

がら生きてきたような気がする。

 

運がいいことに私はまだ生きている、人生が終わったわけでは

ない、それでもいつか死んでいくことだろう、それまでは、さ

さやかな希望と感謝の気持ちを胸に淡々と生きていくつもりだ。


幸せな年金生活とは

2024-05-31 05:31:55 | 年金生活

今の日本で年金生活をしている4000万人のうち老齢基礎年金

だけで暮らしている人は1000万人以上、老齢基礎年金は満額

でも月約6万5千円、下流老人と言われる人が600万人から70

0万人、今後益々増加する見通しである、そこでお金をかけずに

人生を楽しむ工夫が要求される。

 

少ない年金生活でも幸せに暮らすにはどうしたらいいか、まずは

健康であること、家計への貢献を考えたら健康の維持が一番、病

院通いとなると医療費だけでなくいろいろかかる、治療より予防

である。

 

また年金生活を楽しんでる人の中には食料の自給率の高さが目立

つ、庭や市民農園も含めて何らかの形で野菜や果物を育ててる、

畑を耕し種をまきその後に訪れる収穫の喜び、そうして畑仕事を

楽しんでる人は結構いるものだ。

 

そう考えるとお金の多寡よりも日常のなかに小さな楽しみや幸

を見つけることが上手な人ほど豊かな年金生活を送れるのかも

れない。


「若く見えますね」と言う褒め言葉

2024-05-30 05:39:24 | 老後の生き方

エッセイストの酒井順子氏が著書のなかで年齢なんて関係ない

というフリをしつつも実は年齢にものすごくこだわっているの

が日本人であると語っている。

 

 実際「いくつに見えます?」この台詞を言う人は大概、自分は

実年齢より若いと思っている、だから実年齢より若い数字を答

えてくれることを期待している、間違っても実年齢より上の年

齢を言おうものなら気まずい雰囲気になるのがわかるものであ

る。

 

 実際若ければ若いほどよいという風潮があることも確かである、

それが齢を重ねれば重ねるほど強くなるのが日本人なのかもし

れない、「若く見えますね」というフレーズが、何歳の人に対

してもこの上ない褒め言葉であることは間違いない。

 

 


かつての人間関係に執着しない

2024-05-29 05:28:36 | 老後の生き方

13年前定年退職したときにOB会の誘いがあった、正直迷った、

同調圧力みんな一緒主義を感じながらも結局入らなかった、しが

らみのない組織はないし、もう会社の延長戦にある人間関係から

解放されたかった。

 

若いときは考え方が違ってもつきあえるもの、ビジネスの社会で

は当然のことだった、ただ退職すると基本的に考え方の違う人と

無理してまでつきあいたくはなかった、他人の評価にふりまわさ

れながら生きてきた現役時代、年齢とともにそれが希薄化してい

く、そして他者の存在も希薄化していく。

 

コロナ禍が続き誰かと会って話すこともなくなった、特に会いた

いとも思わなくなった、もうかつての人間関係に執着しない、新

しい生き方を始めるのに遅いことはないと思っている今日この頃

である。